大会の前日まではリラックスモード
日曜日は大会当日、メンバーは4/30(金)に前入りした。大会出場のほか、メディアの撮影などの仕事は入っているからだ。PI TRIは単に大会出場するだけでなく、「トライアスロンというエンデュランススポーツの新しいイメージ作り」にも挑戦している。テーマは、“Run on Earth”。トライアスロンを知らない人から見ると「鉄人」のイメージが未だにある。 そのようなハードなイメージとは違い、「制限のない海や山などの大自然を泳ぎ、走り続けることが楽しい」というイメージを多くの人に伝えたいと思っている。ネイチャースポーツやエクストリームスポーツに近い。
大会当日で泳ぐことになる与那覇前浜ビーチで試泳。そして、宮古島の大きな3つの橋の1つである伊良部大橋でドローン撮影。エメラルドグリーンをバックに走るバイクは言葉では表現しようのない経験だ。
また、大会前日の競技説明会の後には、PI TRIのメンバーやOn Friends(オンシューズのユーザー)のみなさんを集めた記念撮影会を行った。ここでは多くのOnユーザーが集まり、On Japanのメンバーと一緒に交流を図った。
撮影も兼ねた試走で当日のコースを確認する。コースは与那覇前浜ビーチをスタートして、スイム3km、バイク157km、ラン42.195kmを制限時間13時間30分以内に完走する。合計202.195kmのロングディスタンスレースだ。与那覇前浜ビーチでスイム、バイクで島を1周回り、島の中央部から南東へ延びる県道78号線をランで往復する。
PI TRIのチームデザインを1着から
2017年から始めたこのコミュニティ企画。トライアスロンの世界大会などに出場しているプロ選手が着用するウェアを毎年分析し、チーム向けにデザインを考えている。ウェアは、Pearl Izumi オーダーウェアサービスのAir Trisuitで制作している。メンバーがこのウェアを着用し大会に出ていると、大会出展先でユーザーの方から「このデザインのウェアは、1着から買えないんですか?」を聞かれることが多かった。PI TRIはトライアスロンをチームスポーツと思い、多くのメンバーと一緒に活動している。ただユーザーの中には知り合い数人で出場したりして、チームウェアを着ていない場合もある。
そこで考えたのが、ルミナでの「1着から購入できる受注生産企画」。9/7までトライアスロンメディアとタイアップし、ユーザーがルミナのサイトからトライウェアを1着から購入できる仕組みだ。毎年デザインは異なり、今年は「ブラック&ホワイト」。
デザインするにあたって設定したテーマは、「アスリートから湧き出るエナジーと、柔らい身体や柔軟な思考を融合させる」だ。
このテーマのもと、「シックなブラック&ホワイトをグラデーションで表現する」という案を生み出した。サイクルウェアは通常直線で色を切り返すのが一般的だが、グラデーションを使うと不思議な印象を与え、シンプルだが逆に「融合」にインパクトを与えられるのではと考えた。
ぜひ、ルミナでの購入を検討してほしい1着だ。