その昔、1人の自転車乗りがいた。彼は毎日、30kmもの道のりをこいだ。
20kgの衣類を顧客に届けるために。その名は清水釿治。
快適に走るために、サイクルウェアはどうあるべきか。
自らの経験を通じて、彼はすべてのサイクルウェアを再定義することになる。
1950年、パールイズミは誕生した。
「作り手であり、使い手でありたい」BY ATHLETES, FOR ATHLETES
創業者当時、釿治は自転車競技選手の息子にナイロン100%のウェアを製作した。釿治と息子たちはその後も新しい素材を追い求め、サイクリストの身体の動きを研究し続けた。その当時からサイクリストとしてフィールドで得られた自身の経験やユーザーからのフィードバックをもとに製品開発に挑んだ。今でもそのDNAは引き継がれ、パールイズミのデザイナーやパタンナーは数字では測れない着心地への追及に、自身のフィールドでの経験を生かしている。
テクノロジーの開発TECHNOLOGY
50年以上に渡り、サイクリストの高い要求に応えるパールイズミのサイクルウェア。世界で活躍するアスリートや国内のものづくり職人達とのコラボレーションで多くの製品を産んできた。1970年代には、独自の立体裁断技術による「エアロカット」を確立。鹿革製が一般的だった時代に、汗や洗濯で濡れても硬化しない人工皮革を世界で初めてパットに採用。レーサーパンツに革命をもらたし、世界のサイクリストを魅了する。
アスリートとのコラボレーションCOLLABORATION WITH THE ATHLETES
日本ナショナルチーム、Jプロツアーチーム、世界で活躍するアスリートからのフィードバックは革新的な製品開発には欠かせない。彼らとのコラボレーションを通して得られた知見や生み出された素材や機能は、多くのユーザーに手にしやすい製品として届けられる。
地道なサポート活動GRASS-ROOTS ACTIVITIES
全国各地で行われるサイクリングイベントへの協賛支援、JCF、JPCF、JBCF、JICFなどサイクリング業界の基盤を支える組織とも積極的に協業。また、海外に若手サイクリストを送り現地で貴重なレースを積ませるロードレーススクールの開催やその運営チームを支援。将来サイクリストとして光り輝く若手育成にも注力する。