オープンの9:00より早く着いたが、スタッフの方々は笑顔で迎えてくれた。寒い中のライドで冷えた体に染み渡る温かいコーヒー。上質な小麦産地であるフランスボース産小麦粉、北海道産バターなどを使った手作りのクロワッサンやサンドイッチ。温かいミネストローネもオーダーしたが、程よい酸味がアクセントになっていて更に体が温まった。

偶然にも店内にいた店長さんに話を聞いた。もともと車好きで自宅から車で立ち寄れる少し非日常的な目的地が欲しくこのカフェを作ったとのこと。

当初、自転車乗りのために作った訳ではないが、オープンすると少しずつライダーの姿を見かけるようになった。自転車が置けるラックや入り口付近の床にバイクシューズのための滑り止めを引いたりした。するとより多くのライダーや、自転車雑誌なども取材で訪れるようになったとのこと。

心地よい音楽や、温かい食事と暖炉のおかげですっかり長居をしてしまった大西さん。また訪れたい空間だ。